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日系企業・社会

2020年9月24日

キユーピーが販社設立、東南ア6社目

 キユーピーは9月23日、筆頭株主である中島董商店のシンガポール法人を買収し、連結子会社化してグループ商品の輸入販売拠点にすると発表した。東南アジアの現地法人は6社目。マヨネーズやドレッシングなどを日本や東南アジアのグループ会社から輸入して販売する。
 
 ミナトシンガポールが実施する第三者割当増資を引き受けて、株式80%を取得。社名をキユーピーシンガポールに変更し、来月1日から新体制で事業を開始する。資本金は100万Sドル(約7,700万円)。株式の残り20%は中島董商店が引き続き保有する。
 
 東南アジアでは1987年に進出したタイを皮切りとして、これまでマレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピンに現法を設立。マヨネーズやドレッシング、スプレッドなどを生産販売している。2019年度の域内販売額は111億円だった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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