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経済

2020年9月24日

8月CPIは1.4%低下、6ヵ月連続マイナス

 マレーシア統計局は9月23日、2020年8月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)が120.1となり、前年同月から1.4%下落したと発表した。6ヵ月連続のマイナスで、前月の1.3%下落から下げ幅がやや拡大した。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数の上昇率は1.1%で、前月から横ばいだった。
 
 12品目のうちマイナスは4品目だった。下落幅が最大だったのは運輸でマイナス9.9%。ただ前月のマイナス10.3%からは下げ幅が縮小した。他は住居・水道光熱費がマイナス3.0%、衣類・履物がマイナス0.6%、家具・家庭用品がマイナス0.1%だった。一方、最も伸びが高かったのは雑貨の3.1%で、これに通信が1.6%で続いた。
 
 前月比の上昇率はプラスの0.2%。7品目がプラスで、最も伸びが高かったのは雑貨の0.7%だった。一方、通信など4品目は横ばい。下がったのは娯楽・文化のみで、マイナス0.1%だった。
 
 1〜8月のCPIは前年同期比で1.0%下落。運輸(10.0%下落)と衣類・履物(1.0%下落)、住居・水道光熱費(1.0%下落)がマイナスで、雑貨(2.7%上昇)など残り9品目はプラスだった。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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