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社会

2020年9月22日

信頼のブランド「シンガポール」、11月から導入へ

 通産省はメードインシンガポールの品質を保証するものとして「シンガポール」とのブランドを11月に導入する。海外のバイヤーに安心感を与えるためで、シンガポール産品を際立たせ、価格面でも有利に交渉する手段として利用してもらう。
 
 チャン・チュンシン通産相の発表によると、食品、美容・健康、ファッション衣料・アクセサリー、カーテン、家具などの家庭用装飾品がブランド付与の対象。
 
 まず食品製造、飲食サービスから取り組む。同産業は2013年から18年にかけ年6.5%のペースで成長している有望分野。食品製造には現在、940社が携わり、4万8,000人を雇用し、国内総生産(GDP)の1.1%を生産している。飲食サービスには1万社が携わり、18万人が働き、GDPの0.8%を生産している。
 
 中華まんを生産・販売するリム・キー・フード・マニュファクチャリングのアン・キムウィー氏は、「シンガポール」ブランドの導入は輸出市場での業務提携で役に立つと期待を表明した。同社は中国、タイ、英国に商品を輸出している。

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