メイバンクが創業60周年、東南アジア4位行に

　マラヤン・バンキング（メイバンク）が最初の支店を開設したのが1960年9月12日で、この9月11日で創業60年を迎える。当時は外銀が独占的地位にありメイバンクの将来は危ぶまれたが、現在は2,600の支店を持つ、東南アジア4位行に成長した。
 
　ベルナマ通信との会見でアブドゥル・ファリド社長兼最高経営責任者は「金融サービスに人間味を与えるとの創業理念が成功のカギであり、将来もそうであり続ける」と述べた。
 
　初の財務諸表は61年6月に公表した9ヵ月決算で、5万米ドル余り（約530万円）の純利益を計上した。資産は約1億米ドル（約106億円）。昨年度の純利益は82億リンギ（約2,094億円）で、資産は8,340億リンギ（約21兆3,000億円）。
 
　ファリド氏は現在起こっているウイルス感染拡大（パンデミック）について「われわれは大きな転換点にいる。創業当初のような困難な状況に直面している」と述べた。

（提供：ASIA INFONET.COM）