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社会

2020年9月10日

マレーシア航空、エコノミークラスの定額運賃を発表

 マレーシア航空(MAS)は9月7日、国内線のエコノミークラスにおいて、12月16日まで利用できる定額運賃を発表した。
 
 定額運賃は▽オプションなしの「ライト」▽預け入れ手荷物や子供割引などのオプションが付く「ベーシック」▽座席選択や優先サービスなどのオプションが付く「フレックス」ーー3カテゴリーに分かれており、片道運賃はそれぞれ半島内路線およびサバ・サラワク内路線が179リンギ/ライト(約4,600円)、199リンギ/ベーシック(約5,100円)、259リンギ/フレックス(約6,600円)、半島~サラワク線は239リンギ/ライト(約6,100円)、259リンギ/ベーシック(約6,600円)、319リンギ/フレックス(約8,100円)で、半島~サバ線が299リンギ/ライト(約7,600円)、319リンギ/ベーシック(約8,100円)、379リンギ/フレックス(約9,700円)となる。予約は9月8~13日間限定で、公式ウェブサイト、モバイルアプリ、指定代理店から行える。すべてのカテゴリーにおいて7㎏までの機内持ち込み手荷物、軽食・食事、機内エンターテインメントシステムのサービスを利用できる。
 
 またMASは同日、国内線の需要増加に伴い主要路線を10月から増便すると明らかにした。10月からの運航数はコタキナバルが週70便、クチン線が週56便、ジョホールバル線が週48便、ペナン・ランカウ便が週35便、ミリ便が週28便、ビントゥル・ラブアン・シブ便が週21便となる。
 
 MASグループのイズハム・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、同プロモーションを通して国内旅行の更なる促進を図ると言明。復興のための行動制限令(RMCO)の導入以降、国内旅行市場は回復に向かっており同社の国内線の予約数が500%以上増加したと明らかにした。また同社のツアー運営部門であるMHホリデーズにおいても好調で、旅行パッケージの販売数が目標数の300%を達成したと述べた。

(提供:ASIA INFONET.COM

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