シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPラッキープラザなどで入店制限、BGMは音を小さく

政治

2020年8月24日

ラッキープラザなどで入店制限、BGMは音を小さく

 シンガポール当局はラッキープラザとペニンシュラプラザの入店を週末のみ制限する。両プラザとも外国人メードに人気のショッピングモールで、入店待ちの列が特に日曜にでき、通行の邪魔になっているという。
 
 ガン・キムヨン保健相の発表によると、偶数日には身分証明書番号(外国人の場合は登録番号)の最後の数字が偶数の者が、奇数日には同様に番号の最後が偶数の者のみ入店できる。このため入店に際し身分証明書、登録番号カードの携行が必要だ。
 
 レストランなど飲食施設はBGMをかける際、音量を抑えなければならない。音が大きすぎると客同士が大きな声で話し、飛沫が散るリスクが高まるためだという。
 
 飲食施設では5人以上のグループでの会食はできないが、複数のテーブルを予約し5人以上のグループでパーティーなどを開いているケースが見られたため、そうした複数テーブルの予約も禁止する。しかし家族が5人以上の場合、複数のテーブルを予約するのは構わない。
 
 団体で運動・体操をしてもよい広場が増やされる。対象はスポーツSGおよび公営住宅団地の広場で、9月1日から施行する。インストラクターがいることが条件で、インストラクターは安全な距離確保、参加者のリスト作成などに責任を負わなければならない。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPラッキープラザなどで入店制限、BGMは音を小さく