王子HDが段ボール新工場、ジョホールで22年稼働

　王子ホールディングスは8月4日、ジョホール州に新たな段ボール工場を建設すると発表した。投資額は約40億円。2022年1月にも稼働を開始し、今後の需要拡大を期待できる南部地区で事業拡大を図る。段ボールの製造拠点はマレーシア国内で9ヵ所目、東南アジア・インド地域で26ヵ所目となる。
 
　完全子会社のユナイテッド・コタックが第2工場を設ける。敷地面積は4万2,000㎡。月産能力は700万㎡を計画している。
 
　王子は同国で、北部と中部に3ヵ所ずつ、南部に2ヵ所の段ボール工場を所有。昨年には中部の2ヵ所で生産能力を倍増している。

（提供：亜州ビジネスASEAN）