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社会

2020年8月3日

銅線のタウィン、トレンガヌに非鉄金属の工業団地

 銅線メーカーのタウィン・ホールディングスは7月29日、24億リンギ(約599億円)を投じてトレンガヌ州に非鉄金属を中心とした工業団地を建設すると発表した。州政府系のトレンガヌ経済開発公社(PMINT)と合弁会社を設立して開発を進める。
 
 合弁会社にはタウィンが80%、PMINTが20%を出資する。工業団地の名称は「トレンガヌ・エコパーク」で、敷地面積は約202万㎡。4工期に分けて9年で完成させる。
 
 タウィンのグ・ティエン・ウン社長は、あらゆる廃棄物を他の産業分野の原料に利用して最終的に廃棄物ゼロを目指す北九州市の「エコタウン」事業に触発されて工業団地建設を決めたと説明。他社の廃棄物を原料に活用することでコストを下げられる仕組みを作ることにより、タウィンの本業である銅線製造事業の長期的な成長にもつなげられるとしている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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