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社会

2020年7月23日

ビジネスイベントに新たな様式、リモート出席を組み合わせ

 2件のビジネスイベントが8月と9月に開催される。会場での参加者を50人に制限し、これにリモート参加を組み合わせたハイブリッド方式の行事で、シンガポール政府観光局(STB)はこの方式を推進する意向だ。
 
 参加者の実際の出席を伴うビジネスイベントは、国際会議や展示会が禁止された3月以来。
 
 STBは同2件の行事開催を弾みに、安全を配慮しながらビジネスイベントの開催を順次認めてゆく方針で、開催の指針として「安全なビジネスイベントのためのリスク管理枠組み」をまとめた。
 
 枠組みの柱は、◇入国までの間、参加者がウイルスに感染しないための措置◇参加者密度の抑制◇参加者同士の密な接触の制限◇安全できれいな施設環境の維持◇緊急時への備え――の5点。
 
 開催許可をSTBから得たのは、IEEE(米電気・電子通信学会)コンピューター電磁気学国際会議(8月24日~26日)とアジア・太平洋医療技術協会(APACMed)のバーチャルフォーラム(9月24日)。
 
 APACMedのガブリエル・シム理事は、「出席者がつながりを持ち、意見を交換するのがビジネスイベント。顔を合わせての会合の重要性がなくなることはない」と述べた。

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