シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP5月の失業率5.3%、1986年以降で最悪

経済

2020年7月15日

5月の失業率5.3%、1986年以降で最悪

 マレーシア統計局が7月14日発表した2020年5月の失業率は5.3%となり、前月から0.3ポイント、前年同月から2.0ポイント上昇した。新型コロナウイルスの流行とその対策である活動制限令(MCO)で経済活動が停滞し、1986年以降で最悪となった。
 
 失業者数は82万6,100人で、前月比で6.1%、前年同月比で58.9%それぞれ増加した。労働力人口は1,571万人で前年同月から0.5%増加。就業者数は1,489万人で前月から0.3%、前年同月から1.6%それぞれ減少した。労働参加率は68.0%で、前月から0.1ポイント、前年同月から0.5ポイントそれぞれ低下。一方、外国人労働者数は739万人で、前月を0.6%、前年同月を2.8%それぞれ上回った。
 
 失業率は17年8月以降に3.3〜3.4%で推移し、19年10月に3.2%へ低下。その後は20年2月まで3.2〜3.3%で推移したが、新型コロナ禍で3月から上昇傾向にある。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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