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政治

2020年7月11日

総選挙:与党人民行動党(PAP)が圧勝、野党は過去最高の10議席を獲得

 7月10日に実施され、即日開票されたシンガポール総選挙の結果は、リー・シェンロン首相率いる与党人民行動党(PAP)が圧勝となる中、野党が過去最高の10議席を獲得した。与党の得票率は、61.24%と5年前(2015年)の69.9%から8.66%下落した。
 
 今回の総選挙は、新型コロナウィルス感染症の流行が終息していない中での実施という過去に例のないものとなった。新型コロナウイルスに感染中、または感染の疑いで隔離中の有権者は投票を認められなかったが、投票数は、全体の96%にあたる約2,560,000名が投票にのぞんだ。
 
 台風の目と話題になっていたのはタン・チェンボク氏(80)率いるシンガポール・プログレス(前進)党(PSP)、また、(前進)党(PSP)に入党したリー・シェンロン首相の弟、リー・シェンヤン氏。リー・シェンヤン氏の野党入りが、与党(PAP)の得票率に影響するかが注目されていた。
 

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