宝くじ・スポーツくじ販売を再開、購入は間隔をあけ順番待ち

　シンガポール・プールズが運営する公営宝くじの販売が22日、2カ月半ぶりに再開された。直営店と認定販売所240カ所には再開を待ちかねた客が、前の客との間隔をとり順番待ちをしてくじを購入する姿が見られた。
 
　4桁の数字を選ぶ4-Dは23日、1～45の数字から6つの数字を選びマークシートで塗りつぶすトトは25日に、月1回発行の宝くじスイープは8月5日に、それぞれ再開される。
 
　販売窓口では、人が頻繁に触れる場所のクリーニングが行われ、床には前後の人との距離を保つためのマークがあり、順番待ちの列を整えるための人員も配置された。サッカーくじのかけ対象である試合をライブで見ることのできる施設のライブワイヤーと場外馬券売り場はまだ再開されない。
 
　ホランド・ドライブの店でくじを購入した男性は、安全確保のための指針順守を面倒とは感じなかったという。同様の措置はほかのあらゆる場面でも講じられているからだ。
 
　シンガポール・プールズは4月5日かそれ以前の購入で、当選したくじの有効期限を90日延長する。4月7日以降、当選金支払いを凍結したためだ。