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社会

2020年6月17日

家計の電力消費が急増、貨物船の寄港は過去最少

 家計の電力消費が5月は急増した。4月から8月にかけ気温の上昇で電力消費が増加するのは例年のことだが、今年は在宅勤務指示で、エアコンやパソコンの家庭での使用時間が増加し電力消費が増えた。
 
 エネルギー市場庁と送電網運営のSPグループによると、家計での消費量は2月と比べ22%増加した。スマートメーターではない従来型電力メーターが設置されている住居の場合、4月と5月の消費量は6月と7月分の請求書に反映される。
 
 一方、5月の寄港貨物船は3,059隻で、シンガポール海事当局が1993年に統計を取り始めて以来の最少。コンテナ船往来が減少しており、低迷はこの先も続く見通しだ。船舶燃料販売高は392万5,000トンで前年同月比2%減だった。

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