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日系企業・社会

2020年6月9日

ベルジャヤ、横浜みなとみらい地区で複合ビル開発

 コングロマリット(複合企業)のベルジャヤ・コーポレーションが6月5日、横浜市のみなとみらい(MM)21中央地区62街区の開発者に公募で選ばれた。高級ホテル「フォーシーズンズ・ホテル&リゾーツ」や、水族館、レストラン・物販店の入った複合ビルを2026年にも完成させる。
 
 横浜市によると、ベルジャヤと丸紅、大和ハウス工業の企業グループは、同地区の2万2,188平方メートルの土地を123億6,943万円で購入し、今後開発に当たる。
 
 建設する複合ビルは地上14階、地下2階、延床面積約8万2,700平方メートルで、上層階にホテル施設、1〜3階に水族館が入居する他、レストラン、プールなどもそろえる。22年10月に着工、26年3月に完成を迎える予定。
 
 ホテルは「フォーシーズンズ・ホテル&リゾーツ」を誘致する方針。ベルジャヤは同ホテルを京都で運営した実績があり、沖縄でも今年末に着工する。
 
 ベルジャヤ創業者で有力実業家のビンセント・タン氏は「横浜に興奮と活気をもたらすプロジェクトで、当社の今後の収益に大きく貢献する」と期待感を示した。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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