鉄鋼製品のプレスター・リソーシズは6月3日、倉庫棚の生産などを手掛ける子会社、プレスター・ストレージ・システム（PSSSB）が村田機械（本社:京都市伏見区）と生産パートナーシップ契約を結んだと発表した。村田向けに自動倉庫（ASRS）のラックシステムと関連サービスの設計・製造・供給を行う。
同契約についてプレスターは、世界各国の村田の顧客にASRSシステムを供給することで成長機会を得られると期待。電子商取引（EC）や医薬品、日用消費財（FMCG）といった業界へのシステム提供が容易となると見込んでいる。各紙の報道によると、新型コロナウイルスの流行によってインダストリー4.0やモノのインターネット（IoT）の認知度が高まった中、特に工場自動化分野においてPSSSBと村田の双方に恩恵をもたらすとの認識だ。
契約期間は2年で、どちらかが終了の意思を示さない限り自動的に延長される。
（提供：亜州ビジネスASEAN）