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日系企業・社会

2020年6月5日

ニューラルポケット、東南アジア進出拠点をシンガポールに開設

 画像や映像を解析する独自のAI技術をもつニューラルポケット株式会社(東京・千代田)は、東南アジアへの進出拠点として、シンガポール支店を開設した。今までも海外取引は行っていたが、海外拠点を設けるのは今回が初めてとなる。
 
 東南アジア各国では、AIなどの先端技術を活用したスマートシティ開発が積極的に推し進められている。その中で同社は、独自に開発した「エッジAI」技術の活用と、日本で培ってきたノウハウを生かすことで、スマートシティ成長都市での更なる事業拡大と社会貢献を行っていくという。新型コロナウイルスの世界的感染の収束が見えない厳しい状況ではあるが、感染状況が緩やかになってきたマレーシア、タイを中心にビジネスを展開していくという。
 
 シンガポール支店の種良典社長は、「アメリカ、中国が2強とされているAI技術だが、スマートシティの先駆者でもあり、世界トップのシンガポールで学び、日本発のAI企業がグローバル企業になる形を作っていきたい」と話した。

 

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