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社会

2020年6月4日

独医療器具ビーブラウン、ペナン工場の試験能力3倍

 大手医療器具メーカーの独ビー・ブラウンは6月2日、ペナン州に持つ工場の試験能力を3倍に拡大したと発表した。マレーシア人エンジニアの能力が高いため実現できたとしている。ニュー・ストレーツ・タイムズが2日付で伝えた。
 
 試験するのは、手術や麻酔、静脈注射などに使うカテーテルなどの医療器具。以前はテスト能力が年間20万個だったが、体制を拡充して能力を年60万個に拡大した。ドイツで製造した製品を新たにテスト対象に加えたとしている。
  
ビー・ブラウンはペナン州自由工業区の約19万平方メートルの敷地に工場を構え、約7,600人を雇用。生産工場を4棟持つほか、研究・開発(R&D)センターや試験施設を構えている。

(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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