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社会

2020年1月7日

国際バカロレア試験、シンガポール学生の合格率は97%

 昨年11月に行われた国際バカロレア(IB)試験の結果が3日、試験実施機関の国際バカロレア(本部:ジュネーブ)から発表された。シンガポールからは2,250人が受験し、及第点をとった学生の割合は96.66%(世界平均は70.03%、アジア太平洋の平均は87.76%)と極めて高かった。
 
 全体で満点の45点を取った学生は69人で、うち35人がシンガポール人学生だった。シンガポール人学生の平均点は37.99点で、世界平均(29.52点)、アジア太平洋の平均(33.89点)を上回った。
 
 シンガポールからは、アングロ・チャイニーズ・スクール、ホワ・チョン・インターナショナルスクール、スクール・オブ・アート、セント・ジョセフ学院など7校の学生が参加した。
 
 国際バカロレアは国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を学生に与え、大学進学への道筋をつけている。
 
 アングロ・チャイニーズは2005年、シンガポールで初めてIB資格を取るための履修課程の提供を開始した。今回456人が受験し、全員が合格点をとった。平均点は41点。
 
 セント・ジョセフの学生では280人中、279人が合格。ホワ・チョンも100%近い合格率だった。全世界では1万8,700人が受験した。

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