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経済

2019年10月3日

テレコム・マレーシアなど8社、5Gの応用試験へ

 
 通信大手テレコム・マレーシアや国営石油ペトロナスなど大手企業8社は、第5世代(5G)モバイルネットワークの応用試験に向け、総額1億1600万リンギ(約30億円)を投じる。今月から来年3月にかけ、農業や医療など9分野で5G技術を使った試験を行う計画。国営ベルナマ通信が伝えた。
 
 8社はテレコム・マレーシアとペトロナスのほか、いずれも通信関連のアルテル・コミュニケーションズ、デジ・ドット・コム、セルコム・アシアタ、イードットコ・グループ、マキシス、Uモバイル。農業とヘルスケア、教育、娯楽・メディア、製造・加工、石油・ガス、都市管理、運輸、観光の9分野で5G技術の応用試験を行う。具体的には、監視や遠隔診察、スマート農業、車両追跡などに5G技術を応用するとしている。
 
 試験場所はケダ州、ペラ州、ペナン州、セランゴール州、トレンガヌ州、クアラルンプール。マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)のアル・イシュサル・イシャク会長は、2020年第3四半期には一部技術の商業運用を行いたいと話している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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