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経済

2019年8月16日

6月の流通業売上高6%増に減速、自動車が落ち込む

 
 マレーシア統計局が13日発表した2019年6月の流通業売上高は、前年同月比5.9%増の1123億リンギ(約2兆8200億円)だった。伸び率は前月の6.8%から減速。前年同月にタックスホリデーで販売が急増していた自動車が、反動で減少した。
 
 部門別では、、自動車は6カ月ぶりに落ち込み、2.5%減の127億リンギだった。一方、金額が最大の卸売りが6.4%増の536億リンギとなり、19年に入って最大の伸び。小売りは7.7%増の460億リンギと前月の伸びをやや下回ったものの、好調が続いている。
 
 6月の流通業販売量指数は前年同月比で6.4%上昇。ただ、上昇率は前月(6.7%)から減速した。内訳は卸売りが5.0%上昇、小売りが9.6%上昇と前月の伸びを上回る一方、自動車は0.1%低下した。
 
■2Qのサービス業6.5%増収
 
 同時に発表された19年第2四半期のサービス業売上高は、前年同期比6.5%増の4413億リンギだった。サービス業に従事する労働者の数は2.6%増の380万人、給与・報酬の総額は4.4%増の252億リンギに拡大している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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