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5月の小売売上高2%減、4カ月連続でマイナス

 
 シンガポール統計局が7月12日発表した2019年5月の小売業売上高指数(名目、2017年=100)は97.1となり、前年同月比で2.1%低下した。指数の低下は4カ月連続。下げ幅は前月(マイナス1.8%)を上回った。
 
 14業種のうち8業種でマイナス。下げ幅は自動車販売店と家具・住宅設備店(ともにマイナス7.5%)が最も大きく、これにコンピューター・通信機器店(マイナス7.0%)が続いた。一方、プラスの業種では、4カ月ぶりに上昇した時計・宝石店(プラス4.1%)の伸びが最大。ヒンズー教のお祭りがあり、金装飾品の販売が好調だった。給油所(プラス1.4%)は販売量が減ったものの、値上がりで指数を上げた。
 
 4月の小売売上高(推計)は2.1%減の36億9900万シンガポールドル(約2950億円)。うちインターネット通販は5.3%を占めた。食品飲料サービス売上高(推計)は1.9%増の8億4900万シンガポールドルだった。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN