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経済

2019年7月2日

半導体のユニセム、赤字のバタム工場を閉鎖へ

 
 半導体メーカーのユニセムは6月28日、インドネシアのバタム島にある工場を閉鎖すると発表した。2011年から赤字が続いており、今年9月末に稼働を停止する。
 
 バタム工場は、素材となるウエハーの電気検査から半導体の組み立て、試験、出荷までを一貫して行ってきた。年産能力3万2000平方メートルを持つ大型工場だが、採算が合わずに閉鎖する。
 
 ユニセムは半導体製造のうち組み立てや検査など後工程を行う企業で、約7700人を雇用。クアラルンプールに本社を置き、マレーシアではペラ州イポーで工場を操業している。海外ではバタム島のほか、中国の四川省成都に工場を持つ。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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