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経済

2019年6月26日

オランダのビトル、製油所を建設へ

 
 オランダの大手コモディティートレーダーであるビトルは、ジョホール州タンジュンビンにある同社の石油貯蔵ターミナルに小型の製油所を建設する。ザ・サン・デイリーが24日付で伝えた。
 
 硫黄化合物を取り除いて船舶燃料を生産することが目的。国際海事機関(IMO)は来年から、船舶燃料の硫黄含有量規制を従来の3.5%から0.5%に引き下げるとしており、これに対応する。
 
 製油所では1日当たり3万バレルの原油を処理。建設は中国石油天然気集団(CNPC)に委託する。CNPCは中国から中古の設備を輸入する。
 
 大手の石油会社やコモディティートレーダーは、来年に需要が一気に高まるとみて硫黄含有量の低い船舶燃料の貯蔵を進めている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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