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経済

2019年6月21日

UEMエジェンタ、高速道の保守機材に2千万リンギ

 
 政府系コングロマリット(複合企業)UEMグループ傘下で資産管理を手がけるUEMエジェンタは6月18日、2000万リンギ(約5億2000万円)を投じ新型の路面清掃車などを複数調達すると発表した。高速道路における保守作業の安全性を高めるとともに、作業効率化によるコスト削減を図る。ザ・エッジ・マーケッツが同日付で伝えた。
 
 路面清掃車を10台と除草用車両1台、遠隔操作や自動化で運用できる傾斜用の除草用機材1台などを調達する。
 
 UEMエジェンタはこの日、建設産業開発局と高速道路局(MHA)との3者で、高速道路保守の運営や規則、人材育成に関する新たな業界標準を策定するための覚書を交わした。UEMエジェンタのグラエメ・ワリウィン最高経営責任者(CEO)は、保守作業の安全性を高めるとともに、効率化を進めたいとコメント。高速道路の保守コストは国内全体で年20億リンギに上り、MHAの関係者によれば、新技術を搭載した機材を導入することでコストを10%下げられるという。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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