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経済

2019年6月14日

プロトン販社、自動車電子化で中国企業などと合弁

 
 国民車プロトンの販売会社プロトン・エダルは、自動車の電子化に関する研究開発(R&D)や関連製品販売などを行う新会社を中国企業などと合弁でマレーシア国内に設立すると発表した。電子化関連の製品・サービスに関する技術的なノウハウを獲得したい考え。コネクテッドカー(つながる車)に関するR&D拠点の設立も視野に入れている。
 
 車載電子製品などを提供する中国の億カ通(ECARX)科技と、地場通信業者のアルテル・コミュニケーションズとの3社で合弁を設立。コネクテッドカーや自動運転車、デジタルコックピット、IoT(モノのインターネット)などに関する事業を行う。
 
 新会社の資本金は600万リンギ(約1億5500万円)。出資比率はプロトン・エダルが60%、ECARXが30%、アルテルが10%とする。
 
 ECARXは浙江省杭州市に本社を置き、デジタルコックピットや、事故防止に関する電子製品、自動車向けIoT関連サービスなどを提供。プロトンが資本提携する中国自動車大手の吉利汽車集団から出資を受けている。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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