シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP4月の小売売上高2%減、3カ月連続でマイナス

経済

2019年6月13日

4月の小売売上高2%減、3カ月連続でマイナス

 
 シンガポール統計局が12日発表した2019年4月の小売業売上高指数(名目、2017年=100)は91.9となり、前年同月比で1.8%低下した。指数の低下は3カ月連続。下げ幅は前月(マイナス0.9%)を上回った。
 
 14業種のうち衣類・履物店(プラス3.4%)を除く13業種で指数が下落した。下げ幅はコンピューター・通信機器店(マイナス6.7%)が最大。携帯電話端末の販売が振るわなかった。ほか、家具・住宅設備店(マイナス6.5%)や食料品店(マイナス3.5%)の落ち込みが大きかった。一方、衣類・履物店は2カ月連続で上昇。かばんや履物の販売が伸びた。
 
 4月の小売売上高(推計)は1.8%減の35億100万シンガポールドル(約2780億円)。うちインターネット通販は5.4%を占めた。食品飲料サービス売上高(推計)は3.1%増の8億2600万シンガポールドルだった。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP4月の小売売上高2%減、3カ月連続でマイナス