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経済

2019年6月10日

共有オフィスのコロニー、バンコクとマニラに進出へ

 
 共有オフィス(コワーキングスペース)やサービスオフィスを提供するコロニースペースは今年、バンコクとマニラに進出する。創業者のティモシー・ティアウ最高経営者(CEO)が明らかにしたもので、700万米ドル(約7億5,747億円)を投じ、両都市にそれぞれ3カ所以上、高級志向の施設を開設する。国営ベルマナ通信が伝えた。
 
 ティモシーCEOは、サービスを利用する外国人からマレーシア以外の都市でも開設してほしいとの要望が多くあったと背景を説明。バンコクとマニラで手ごたえがあれば、さらに他都市でも開設すると話した。
 
 国内ではクアラルンプールで共有オフィスを3カ所運営。高級志向が同社の特徴で、各拠点に300万〜500万リンギ(約7800万〜1億3000万円)を投じた。近くさらに2カ所を首都圏に開設する予定としている。
 
 ティモシーCEOは最近の業界トレンドについて、「従来からミレニアム世代の起業に多く使われていることに加え、最近では大企業の利用も増えている。仕事の効率が上がるほか、起業家たちと繋がりやすいことが背景にあるようだ」と話した。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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