自動車部品のMCE、首都圏に新工場建設へ

 
　自動車部品製造のMCEホールディングスは、首都圏のセランゴール州セレンダーに新工場を建設する。プロドゥアの親会社UMWホールディングスが運営するHVM工業団地に土地を取得することで先週に契約を交わした。国営ベルマナ通信が伝えた。
 
　3万3400平方メートルの土地を1437万リンギ（約3億7000万円）で取得する。MCEホールディングスはジョホール州に主要生産拠点を置き、セランゴール州シャーアラムにも生産・倉庫機能を持つ。自動車用のセンサーやスイッチ、ウィンドウリフター、照明システムなどを生産し、国内外に出荷している。
 
　HVM工業団地は面積が348万4000平方メートルで、付加価値の高い製造業の集積を目指している。関係者によれば、第4次産業革命（インダストリー4.0）技術に対応したインフラを整えているという。
 
（提供：亜州ビジネスASEAN）