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日系企業・社会

2019年5月13日

パナソニック、ケダ州の太陽電池工場を売却へ

 
 パナソニックは5月9日、中国福建省を拠点とする太陽電池メーカーの鈞石(中国)能源(GSソーラー)と、太陽電池事業で協業することに合意したと発表した。合意に基づき、マレーシアのケダ州クリムで太陽電池を生産する子会社のパナソニックエナジーマレーシアを譲渡。また、太陽電池の研究開発機能を分離した上で新会社を設立し、GSソーラーと共同で出資・運営する。開発・生産体制の見直しにより、競争力の強化を図る。
 
 両社は協業を通じ、相互の技術や生産ノウハウを有効活用。付加価値の高い製品の開発を目指す。パナソニックは今後も引き続き、ケダ州の工場で生産している太陽電池モジュールを調達・販売する。また、日本と米国のソーラー生産拠点を維持する。
 
 パナソニックエナジーマレーシアは2011年設立。太陽電池のウエハー、セル、モジュールを一貫生産している。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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