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日系企業・社会

2019年4月15日

吉本とアイフリックス、日本の映像をアジア配信へ

 
 吉本興業は11日、マレーシアの動画配信大手アイフリックスと合弁会社を設立し、吉本興業のグループなどが制作する日本の動画コンテンツをアジア市場に提供すると発表した。同社の海外メディアへの出資は初めて。今後のアジア展開に向けた地盤づくりを加速させる。
 
 両社は来月ごろまでに折半出資会社をシンガポールに設立する。まず吉本興業が制作したコンテンツや、アニメ、ドラマなど日本の人気動画コンテンツを提供。視聴行動データを分析したうえで、将来はアジア向けの独自コンテンツを共同制作する。
 
 アイフリックスは2015年にマレーシアで創業。アジア・中東・北アフリカの22カ国でサービスを提供している。近年は各国向けにローカライズされたドラマやリアリティーショーなどの現地オリジナル作品に力を入れており、アクティブ会員は1000万人を超えるという。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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