2019年4月10日
シンガポール・マレーシア共通カード、有料道路・駐車場で使用
交通系ICカードのイージーリンクとマレーシアの同業者、タッチ・ン・ゴーは両国首脳会談が行われた4月9日、両国で使えるコンビ・カードを第4四半期に発行すると発表した。
シンガポールドル(Sドル)とマレーシア・リンギの両方でチャージし、シンガポールでの支払いではSドル、マレーシアでの支払いではリンギが引き落とされる仕組み。Sドルの残高がなくなった場合、リンギでSドル建ての支払いを行うことはできない。
混雑時の幹線道路使用に料金を課すシンガポールのノンストップ自動料金収受システム(ERP)、マレーシアの高速道路料金、両国の駐車料金の支払いに利用できる。将来的に買い物、食事での支払いにも利用できるようにする。この種のカードは東南アジアで初めて。