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経済

2019年4月2日

冷延鋼にAD調査、日本製など4カ国対象

 
 国際貿易産業省は3月29日、日本など4カ国から輸入する冷延鋼板(CRC)の一部について、反ダンピング(AD)調査に乗り出すと発表した。輸入品が国内メーカーに打撃を与えているという地場マイクロン・スチールの訴えを受けたもので、幅1300ミリメートル超のCRCについて調査を開始する。
 
 日本のほか、中国、韓国、ベトナムからの輸入品も調査対象。120日以内に暫定結果を発表する。
 
 また同省はこの日、タイから輸入するセルロース繊維セメントボードについて、AD税の継続を審査するサンセットレビューを開始すると発表。地場ヒューム・セムボード・インダストリーズは、タイ製が不当に安く輸入されているとし、AD税を継続するよう訴えている。結果は180日以内に公表される。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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