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2019年4月1日

公共セクターのデータ安全確保、首相が委員会を招集し点検指示

 
 リー・シェンロン首相は公共セクターのデータセキュリティー慣行を点検するため、新委員会を招集した。データが、政府機関、ベンダー、扱い認可を受けた第3者によりどのように収集され、保護されているかを精査し、改善策を提案する任務を負う。
 
 首相府の声明によると、委員長は公共セクターのデータ管理担当大臣でもあるテオ・チーヒアン副首相で、委員にはデータセキュリティー、技術に関する民間の専門家と、スマート国家計画にかかわる4人の閣僚が指名された。
 
 首相府は、慎重な扱いを要するデータの安全確保を政府は強化してきたが、最近、複数のデータ漏えいインシデントが起きており、緊急にデータセキュリティー政策・慣行を強化する必要があるとした。特定の事件については当該政府機関が調査し対策を講じているが、委員会は巨視的立場から全体を点検し、国際的に最善と認められる慣行を勧告・導入するという。最近の事件では、健康科学庁の委託を受けた業者の怠慢から、献血者80万人の個人情報がインターネット上に流出した。
 
 委員会は内外の専門家の意見も参考にする。またすべての政府機関が参加する横断型特別作業班が委員会の作業を手助けする。委員会は11月30日までに提言をまとめ首相に提出する。

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