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社会

2019年2月8日

郵便のシングポストに罰金、サービス基準満たせず

郵便サービス免許を国内で唯一、所持しているシングポストは2月7日、情報通信・メディア開発庁(IMDA)から10万Sドル(約810万円)の罰金を言い渡された。2017年に手紙、書留郵便の配達でサービス基準を満たせなかったためだ。

 

シングポストは13年にサービスの質の基準を満たさなかったとして1万Sドル(約81万円)の罰金を、翌年には500枚の郵便物を盗まれたため3万Sドル(約250万円)の罰金を命じられたことがあるが、今回が罰金額として最高。

 

郵便サービス基準では国内郵便のうち98~99%は集荷から1営業日以内、100%は2営業日以内に配達することを義務付けているが、シングポストは同年、6カ月の間に9回、基準を満たせなかった。

 

最近も郵便配達人が、アンモキオの住民に届けられるべき手紙、小荷物をゴミ箱に投棄する事件が起きており、IMDAはシングポストの作業手順に欠陥があるとした。

 

シングポストは同日夜、罰金命令に従うと表明。サービスの質を改善するため、郵便配達人の増員、賃金引き上げ、平日夕方と土曜の配達強化、小包カウンターの増設にのりだす。また広告郵便物の取り扱いを減らす。

 

クーツ最高経営責任者によると、電子商取引の普及で貨物の取扱量が急増し、祝祭などピーク時は、配達人が担当する宅配荷物は1日50~60個になることもあり、作業負担が重くなっているという。

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