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社会

2019年1月30日

FGVと三養食品、ハラルラーメンの生産を計画

【クアラルンプール】

パーム油、ゴム、大豆など農業関連企業のFGVホールディングスはサムヤンラーメンで知られる韓国の三養食品と、ハラル(イスラム教徒向け)ラーメンおよび即席めんの生産工場をマレーシアに設けることで合意し、覚書を交わした。

 

FGVからは子会社のデリマ・オイル・プロダクツが実際の業務に当たる。FGVのハリス・ファジラ・ハッサン最高経営責任者(CEO)によると、デリマ・オイルにとっては提供商品が増える。三養の国際流通網を利用し新市場参入も果たせるという。デリマ・オイルはSajiブランドのパーム油を生産・販売している。

 

ハラル食品市場は世界的に拡大を続けており、2025年には7,400億米ドル(約82兆円)規模になると予想されている。

 

三養食品のキム・ユンスーCEOは「FGVは高品質のハラル食品の製造で経験が豊富だ。FGVと提携することで三養食品は、成長を続けるハラル市場への参入が可能になる」と抱負を語った。

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