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社会

2019年1月18日

任意年金のPRS、若者を中心に加入者が急増

【クアラルンプール】
民間退職年金スキーム(PRS)の加入者が大幅増加を続けている。フサイニ・フシン最高責任者によると、昨年末時点の加入者は前年比38%増の41万6,913人になった。資産額は26億6,000万リンギ(約704億円)で、20%の増加だった。

 

PRSは公的年金にプラスして年金を望む国民向け制度で、加入は任意。加入者の40%近くは年齢が40歳かそれ以下で、フサイニ氏は、退職後の生活設計を真剣に考えている若者が増えている証拠と述べた。今後も特に若者に加入を働き掛けるという。

 

PRSを運営している民間年金アドミニストレーター(PPA)は昨年、オンラインでの加入申請の受け付けを開始しており、オンラインでの積み立ても可能になった。

 

今後は企業にも社員の団体加入を働き掛け、天引き方式による積立金拠出も導入する計画だ。

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