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2018年11月28日

大和ハウス工業、マレーシアで物流施設開発に着手

大和ハウス工業は11月28日、マレーシア・クアラルンプール近郊においてマルチテナント型物流施設「D Project Malaysia Ⅰ(DプロジェクトマレーシアⅠ)」の開発に着手した。2019年1月7日に着工する。

 

DプロジェクトマレーシアⅠは、クアラルンプール中心部から南西へ約27km、クアラルンプール国際空港から北へ約40km、シャー・アラムの工場や物流施設が建ち並ぶエリアに位置し、近年需要が高まる生鮮食品や冷凍食品など、産地から消費地まで所定の温度を保ったまま流通させるコールドチェーンに対応する。

 

鍬入れをする浦川取締役常務執行役員(右から3人目)

 

同社の浦川竜哉取締役常務執行役員は28日行われた起工式で、「ベトナム、インドネシア、タイと物流施設開発を展開し、今回マレーシアで物流施設開発に着手することになった。今回開発する物流施設はコールドチェーンに対応した物流施設で、マレーシアのグローバルサプライチェーンを構築できるように邁進していく」と決意を述べた。

 

「DプロジェクトマレーシアⅠ」外観イメージ

 

施設概要は下記の通り。

 

【名称】「 D Project Malaysia Ⅰ」(ディープロジェクト・マレーシア・ワン)
【所在地】マレーシア・セランゴール州シャー・アラム
    (Lot 22204, Section 33 Shah Alam, Selangor , Malaysia)
【交通】シャー・アラム高速道路「コタ・ケムニンインターチェンジ」から約3.5km
    クアラルンプール中心部から南西へ約27km
    クラン港から東へ約24km
    クアラルンプール国際空港から北へ約40km
【建物用途】マルチテナント型物流施設
【事業主・運営会社】Daiwa House Malaysia Logistic Sdn.Bhd(ダイワハウスマレーシア・ロジスティック)
【構造・階数 】鉄筋コンクリート造 平屋建て(一部2階(事務所部分))
【総事業費】約20億円
【敷地/延床/賃貸面積】約30,000㎡(約9,100坪)/約18,000㎡(約5,500坪)/約16,500㎡(約5,000坪)
【賃貸面積】
内訳:常温(ドライ) 約8,600㎡(約2,600坪)
  :冷蔵・冷凍(チルド・フローズン) 約6,600㎡(約2,000坪)
  :事務所 約1,300㎡(約400坪)
  :入居可能テナント数 2テナント
【着工予定】2019年1月7日
【竣工予定】2020年1月
【入居予定】2020年3月

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