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経済

2018年11月12日

太陽光発電のサンシープ、ジョホール海峡に洋上設備

太陽光発電のサンシープ・グループは世界最大規模の洋上ソーラーパネルを、ウッドランズ・ウオーターフロント・パークの北に位置するジョホール海峡に設置する。

 

最大出力5メガワットのパネルで、年間6,388メガワット時の電力を生産する。4室の集合住宅1,250戸の電力需要を賄える量で、年間2,600トンの温室効果ガス削減になるという。

 

パネルの面積は5ヘクタール。事業を後押ししているのは経済開発庁(EDB)で、担当者のダミアン・チャン氏は、洋上太陽光発電システムはシンガポールのエネルギー安保に役立つばかりでなく、輸出可能な能力を構築することになると述べ、洋上システム技術を域内に輸出する意向を明らかにした。

 

チャン・チュンシン通産相によると、設置場所の選定には困難が伴った。生物多様性への影響、航路の障害となる可能性が関係当局から表明されたためだ。このため政府は、関係当局間の調整に当たるハイレベルパネルを設置し、選定作業開始から1カ月で設置場所を選定した。

 

チャン氏は「必要以上にビジネス環境を困難なものにしないことが重要だ」と述べた。

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