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政治

2018年10月12日

マレーシア、扇動法の効力停止、閣議で決定

【クアラルンプール】政府は10月10日の閣議で、扇動法の効力を停止することを決定した。ゴビンド・シン・デオ通信マルチメディア相が10月11日、明らかにした。

 

ゴビンド氏は「政府として扇動法の廃棄を計画しており、廃棄までの効力停止を決めた」と語った。

 

政権与党の希望同盟は5月に実施の総選挙で、扇動法、犯罪防止法、印刷媒体・出版法、国家治安法など抑圧的法律の廃棄を公約に掲げていた。このためマレーシア弁護士会が扇動法の効力停止を政府に要請していた。扇動法は次期国会で廃棄手続きがとられる。

 

ゴビンド氏は政府が導入を計画しているデジタル身分証明の進展状況についても説明。既存のマイカードに替わるものではなく、任意の制度にすると述べた。

 

出典:ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ

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