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経済

2018年10月9日

警戒感を強める中小企業、シンガポール事業連盟業況見通し調査

中小企業はこの先、業績の拡大を予想しているものの、米中貿易摩擦を背景に警戒感を強めていることが、シンガポール事業連盟(SBF)が、信用情報のDPインフォメーション・グループと共同で実施した調査から分かった。

 

調査対象は3,600の中小企業で、先行き6カ月間の見通しである業況判断を調べた。業況判断指数は6カ月前の51.5から51に下落した。分岐点は50で、50以上だと業績の拡大を予想していることを示す。

 

部門別で最も見通しが良好でないのは製造業で、投入費の増加による利益の縮小を、これまで以上に警戒している。

 

小売業、飲食業はほかの部門より先行きを楽観している。祝祭シーズンがこの先、あるからだ。両部門ともデジタルプラットフォームの作業に熟練している人員を募集している。

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