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社会

2018年10月9日

マレーシア、ライナスの工場閉鎖を懸念、従業員ら1千人が公正な調査要請

【クアンタン】希土類元素の精製工場を運営するオーストリア系ライナス・マレーシアの従業員と家族、下請け業者、地域住民ら1,000人余りが10月6日午後、バロク海岸に集まり、「ライナスの存続を」などと書いたプラカードを掲げ、工場の存続をマハティール・モハマド首相に求めた。

 

工場は放射性廃棄物を排出しており、政府は工場設立時に法令が順守されていたかを確認するため調査委員会の設置を決めた。しかし、工場反対運動の先頭に立ってきた地元選出議員のフジア・サレー首相府副大臣が委員長に任命されたことから、従業員の間に不安が広がった。

 

6年前の操業開始時から働いているカイルル・スハイミ氏は「会社と従業員がいじめの対象になっていると感じた。公正、透明な調査を望む」と語った。

 

ライナスのミミ・アフザン文化担当幹部は「国際的に最善と認められた基準に沿い操業している」と語った。

 

出典;ザ・スター、ザ・サン、マレーシア・キニ

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