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ボーイングからの航空機購入予定、マレーシア航空が取りやめ

【クアラルンプール】マレーシア航空(MAS)が米ボーイングから787型機を8機購入するとの仮契約が失効した。

 

MASは昨年、ナジブ・ラザク前首相の訪米に合わせ、ボーイングから8機購入するとの覚書を交わした。カタログ価格で22億5,000万米ドル(約2,539億円)の買い物だ。

 

覚書の失効はエッジが報道し、メディアの取材に対しMASの広報担当者も確認した。エッジによれば、MASのイザム・イスマイル最高経営責任者は複数の航空機メーカーに、次世代広胴型旅客機の情報を提供するよう要請したという。購入予定機数は明示していない。

 

MASが保有する機材は全てエアバスの広胴型機。MASはまた、ボーイング737マックス9機の購入代金を銀行からの借り入れで賄う計画があるとも報じられた。

 

MASは赤字経営が続いており、来年度の黒字転換を目指す。

 

出典;ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ