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経済

2018年7月30日

アブラヤシの植え替え、マレーシア・サラワク州が推進

【シブ】サラワク州は、パーム油生産力が衰えているアブラヤシの植え替えを進めており、2030年までに44万3,500ヘクタールのプランテーションで植え替えを行う計画だ。年間に直すと3万4,000ヘクタールになる。アマル・ダグラス・ウガー州副首相・農業近代化相がサラワク国際パーム油週間で発表した。

 

アブラヤシは樹齢25年に達するとパーム油生産能力が衰えるため、植え替えが必要になる。州のアブラヤシ農園面積は156万ヘクタールで、マレーシア全体の27%を占める最大の農園所有州だ。20年をめどに栽培面積を200万ヘクタールまで増やす。

 

先住民が慣習的に利用する土地面積は150万ヘクタールほどあり、あまり有効活用されていないと州政府はみている。

 

パーム果実から得られるパーム油は、1ヘクタールの栽培面積当たり16.31トンで、全国平均(17.89トン)を下回っている。面積当たり収量増が州としての課題だ。

出典;ザ・スター

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