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社会

2018年7月25日

マレーシア、住宅政策を見直しへ、手頃な価格の住宅の定義も

【クアラルンプール】ズライダ・カマルディン住宅地方政府相は7月24日、住宅政策および「手頃な価格の住宅」の定義を見直すと発表した。

 

同省の住宅計画はいくらか変質しており、整理の必要があるという。手頃な価格の住宅については、今より広い床面積を連邦政府は望んでおり、各州政府が相応の役割を果たすことを期待しているという。

 

政府としての新たな方向性を伝えるため、ズライダ氏は住宅開発業者と会合を持っており「政府の活動が開発業者に大きな影響を与えることはない。政府機関の住宅開発への関与を、民間を締め出すものとみなすべきではない」と述べた。

 

一方、シンクタンク民主主義・経済研究所(IDEAS)のカルメロ・フェルリト上席研究員はホームページに掲載した研究報告で、手頃な価格の住宅市場への政府の過剰関与は民間の意欲をそぐとの意見を述べた。

 

出典;ザ・スター、ベルナマ通信

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