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政治

2018年7月10日

政府系企業首脳に高給は過去の話、経営のプロ登用へ=マハティール首相

【クアラルンプール】マハティール・モハマド首相は香港の経済ニュースサイト「インベストバイン」との単独会見で、政府系企業(GLC)の首脳が業績に関係なく高給で優遇されるのは過去の話と述べ、経営を重視する方針を明確にした。

 

マハティール首相によると、前の政府は政府の支持者をGLCの要職に就かせるのが好都合との判断から、経営の素人を経営幹部に任命する結果を招き、当該企業の業績が悪くても高給で遇したという。

 

現政権として、経営のプロをGLCの幹部に登用し、基本給は公務員よりやや高めに設定し、業績が良好であれば一時金で報いる方法をとるという。

 

マハティール氏が初めて首相になった時、政府出資で創設した投資会社のカザナ・ナショナルについて、マレー人の代わりに株式を保持するのが元々の狙いだったと説明した。現在は本来の目的からずれているという。

 

出典;ザ・スター、ベルナマ通信

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