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経済

2018年7月5日

空運のイノベーション・生産性支援でシンガポール民間航空局、基金を積み増し

シンガポール民間航空局(CAAS)は民間航空分野における技術革新、生産性向上に関するプロジェクトを後押しするため航空開発ファンドに1億2,000万Sドル(約97億円)の追加拠出を決めた。同ファンドの基金額は1億4,000万Sドル(約113億円)で、これまでに150件の取り組みに対し支援を実施した。

 

CAASはまた、第3回航空チャレンジも実施する。旅客の増加に対応し、地上業務での革新的ソリューションを開発するためで、優れた提案を行ったチームに900万Sドル(約7億2,800万円)の助成を行う。

 

CAASは無人飛行体で可能なソリューションを探る提案も募集しており、4つの企業連合に最大600万Sドル(約4億8,500万円)を交付する。監視、検査、小荷物配達・海上への配達、領空の安全な利用に関するソリューションの開発を図る。

 

ケビン・シュムCAAS長官によれば、チャンギ空港第3滑走路はほぼ完成した。しかし当面使用するのは空軍で、民間への供用は20年初頭になるという。

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