シンガポール進出1周年でアマゾンが会員限定のセール、16日から36時間開催

電子商取引のアマゾンは7月3日、プライム会員限定のセール「プライムデー」を7月16日昼から17日深夜までの36時間、開催すると発表した。サッカーワールドカップの決勝が終わった翌日というタイミングだ。

プライムナウのアジア太平洋地域担当、ヘンリー・ロー氏によると、シンガポール進出1周年を記念した行事で、プライムの会員を増やす狙いもある。

シンガポールでサービスを提供している電子商取引プラットフォームでは、アリババが「独身の日」、ラザダが「オンライン・レボルーション」、キューテンが「スーパーセール」、ショッピーが「9.9モバイルショッピングデー」、ショップバックが「ショップフェスト」のセールを実施しているが、アマゾンのセールと異なり誰でも商品を購入できる。プライムは有料会員制。

ショップバック幹部のウォン氏は「オンラインセールでは支出額が少なくて済むため、オンライン購入は初めてという客の購入が期待できる」と語った。

ロー氏によると、プライムへの加入者が最も多いのはプライムデー。プライム会員は世界で1億人を数える。

シンガポールの顧客向けにアマゾンは、有機食品や日本製消費財、韓国製化粧品、またシンガポール産品を商品に加えている。