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経済

2018年6月18日

シンガポール企業による上半期のIPOは12件、多くは海外上場

シンガポール登録企業による上半期の新規株式公開(IPO)は12件と昨年の10件を上回ったが、国内上場は4件で、8件は外国市場での上場だった。調達した資金は計4億5,900万米ドル(約507億7,500万円)。

 

ベーカー・マッキンゼーのまとめによると、全世界のIPOは前年同期比19%減の676件で、資金調達額は15%減の900億米ドル(約9兆9,558億円)になった。上場が多かったのはニューヨーク証券取引所と2部のナスダック。

 

全世界のIPOのうち、国外上場による資金調達は計166億米ドルで、15%の増加だった。

 

アジア太平洋地域におけるIPOは、件数が31%減の400件、調達資金が21%減の319億米ドル(約3兆5,288億円)だった。うち国外でのIPOは40件で、調達資金は12%減の56億米ドル(約6,194億円)。

 

シンガポール企業による国内でのIPOは、件数は半減したが、調達資金は64%増加した。サセ(砂之船)REIT(不動産投資信託)によるIPOは3億米ドル(約331億円)、SLBデベロップメントは4,182万米ドル(約46億2,600万円)、LYコーポレーションは1,493万米ドル(約16億5,000万円)の資金調達だった。

 

国外上場は、件数が4倍、調達資金が166%の増加だった。香港と豪州市場での上場が多かった。

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