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社会

2018年6月5日

シンガポール、米朝サミット控えシャングリラ・ホテル周辺、特別行事エリアに指定

歴史的米朝首脳会談を12日に控え、シンガポール内務省は6月3日、シャングリラ・ホテル周辺を10日から14日まで特別行事エリアに指定したと発表した。同ホテルは各種国際会議の開催場所であり、3年前の、習近平中国国家主席と馬英九台湾総統(当時)との歴史的会談も開かれており、首脳会談開催場所の最有力候補だ。

 

指定を受けたのは、ダニアン、パターソン、グレンジ、クラニーの各道路に囲まれた区域。 警察長官も同日、特別行事エリア内の、より狭い区域を特別ゾーンに指定した。警備が厳しい場所で、入域の際は身体、荷物検査、身分証明書の提示が義務付けられる。ドローンや、旗、横断幕、可燃物の持ち込みはできない。

 

シャングリラ・ホテルではごく最近まで、域内安保を話し合う国際会議が開催されていた。ホテルの持ち主はマレーシア生まれで香港を拠点とするロバート・クオック氏。重要会議の警備面で経験が豊富だ。

 

特別ゾーン内にはほかに、セント・リージス・シンガポール、フォー・シーズンズ・ホテルなど高級ホテルが複数ある。首脳会議には世界各地から3,000人余りの報道関係者が取材に訪れる。

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