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社会

2018年4月23日

パレスチナ人の大学講師、早朝路上で銃撃さる

【クアラルンプール】パレスチナ人のファディ・アルバッシュ氏(35)が4月21日早朝、クアラルンプールでイスラム教の礼拝へ向かおうとしていたところ、オートバイに乗った2人組に路上で銃撃され死亡した。アルバッシュ氏はイスラム主義を掲げるパレスチナの政党、ハマスのメンバーで、家族らはイスラエルの諜報機関モサドの仕業と非難している。

 

ファディ氏はマラヤ大学で博士号を取り、クアラルンプール大学で電気工学を教えていた。妻、子どもとともに10年、マレーシアに居住しており、永住権を取得していた。

 

モハマド・フジ警察長官によると、ファディ氏は非政府組織の活動に深くかかわり、マレーシア内外でパレスチナ問題に関する講演をたびたび行っていた。

 

イスラエルのメディアは、ファディ氏はハマスのドローン開発プロジェクトに深く関与していたと報じている。

 

銃撃犯は白人との目撃証言があることについて、モハマド・フジ長官は「確認していない」と述べた。

 

出典;ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ

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